白を残す雪景色(1月2回目画題)

今回の雪景色は、白い部分(=雪)が多いのが特徴です。

雪を描くには「片ぼかし」の方法を使います。
上の動画では片ぼかしを使って、山を(描かずに)描いています。
参考にしてみて下さい。

風景画の中でも墨だけで描く雪の風景画は、独特の水墨画らしさが表現できるため人気ですね。

墨は、青墨でも茶墨でもお好みで使い分けて下さい。
どちらでもそれぞれの美しさが出ます。

風景画で大事なことは、全体のバランスを見ながら描いてゆくこと。
初めから真っ黒にしないよう、最初は薄めに全体を描き、少しずつ重ねて濃くしていきましょう。

それから、雪をイメージしてみて下さい。
細かい雪の結晶が集まって、真っ白に降り積もっていきます。

直線的な線、きつい線などは雪景色にはふさわしくありません。

「線」で描かず、「点」や「面」で墨を置いてゆくイメージです。

柔らかく、優しいタッチで墨を重ねてみてください。

(雪)

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