良い仕事をした1/3

花台がついに出来上った。
息子から電話で、盆休みに続きをすると連絡があった。

私はこの暑いのにもっと先でいいよと言ったが、大丈夫、と先日2人でやってきた。
Aちゃんと会うのは久し振りだが、リモートでピラティスを習っている。
きのう会ったよねみたいな感覚であった。
考えれば不思議なことなのに、ちっともそんなことは思わない。

彼は前日材料をカットして、後はネジクギを止めるだけの状態にして持ってきた。
電動ドライバーを新調し、バッテリーが2コ付いている。
仕事が滞ることはない。

最初は息子を「棟梁」なんて呼んでいた。
他の人の仕事を横で見ていると、そのうち「岡目八目(おかめはちもく)」になってくる。

「台をして作業した方が楽なンちゃう?」
などと、少しずつ口出しをする。
息子は気が優しいから
“ウルサイなあ、オレのやり方に文句言うなよ”
なんて、もしチラッと思うことがあっても決して口にしない。

笑って私を見上げ、“効率 第一やネ”と言いながら、私が見つくろった台を使ってくれる。
そんな時の笑顔がとてもいい。
ナルホド、Aちゃんは この笑顔が気に入ってくれてるのだねェ。
私達が見る限り、この夫婦はけっこう仲良く暮している。

話がそれたが、作業はほとんど息子の仕事で、私達が手伝うことはほんのちょっとしかなかった。

彼は2台の扇風機の生ぬるい風の中、
「蚊、おるナア」とポツリ。
私はあわててキンチョールを噴霧した。
やっぱり蚊は、私より息子を選んで刺す。

〜2へ続く〜

(玉麗)

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