新電動ドライバーの働きは素晴しかった。
花台1ツ出来上り!
それまで娘と体の屈伸をしたり、おしゃべりに花を咲かせていたAちゃんが、
「設置手伝います」
とベランダへ出てきた。
下からのタバコ煙害を少しでも防ぐため、手すりの内側につけているテーブルクロス、それを 強化したり、その他こまごました工夫をして、ルリマツリが花台に乗せられた。
「わあっいいねェ」
その後Aちゃんと娘はおやつ調達へ。
果物・アイス・和菓子などを携えて2人が帰ってきた。
「はーい、おやつ休憩でーす」
「これ、お母さんの」
と娘とAちゃんが笑いながら出してくれたのは、『モチ入りきなこアイス』。
「え~ こんなのあるの?、おいしいンかいな」
とスプーンで1口すくって口に入れる。
「あ、おいし。けっこう好きかも」
Aちゃんがどこかで食べておいしかったから、と選んでくれたとか。
娘にも1口食べる、と差し出したが、全部はアカンよと取上げる。
残り半分は明日食べよっ。
着手が遅かったのでおやつ終了後はピッチを上げる。
数刻後、息子の後ろで
「ン?おなかすいた、今何時?」
「5時過ぎてます」
とAちゃん。
「ごはん食べなきゃ。お弁当買ってきて」
監督は次々と忙しく現場を仕切る。
娘とAちゃん、弁当屋へ走る。
「はーい、夕食休憩でーす」
〜3へ続く〜
(玉麗)