忘れる

日々いろいろなことが起きる。

普通の主婦として生活していても、嬉しい日、落ち込む日、やり切れない日、驚きの日等々、さまざまな出来事がやってくる。

自分でなぜか作ってしまって、さらに増長されることもある。

 

私は、幸か不幸か今も仕事をしている。

普通の主婦の出来事に、仕事上の悲喜こもごもがプラスされる。
良いことと悪いことの山と谷が、倍になってやってくる。

先日、高齢者のソナエセミナーに行った。全員高齢者である。

そして、たぶん全員が膝が痛い人達。私もその1人であるから、そこに居た。

こう書くと何かしら暗いマイナスのイメージが湧くが、そうでもなかった。

膝が痛いと言っても、梅田のその会場までみんな歩いて来られるのだから、2人連れの人達は賑やかにおしゃべりしていたし、1人で来た人も隣の人と同病のよしみ?で声をかけたりしていた。

つまり、皆さん深刻に考え込んだりしていないと見受けられた。

年を取ることの一番の利点。忘れることである。

今日何かかなりダメージを受ける出来事があっても、明日には半減している。
ちょっとしたイヤなことなら、どこかへ行ってしまって、そのうちすっかり忘れてしまう。

素晴らしき哉人生、と手放しで喜んでいたら、MCI(軽度認知障害)を疑われるかもしれないが、クヨクヨしているよりいいかもしれない。

ただ、「困ったこと」は解決しなければならない。

じっくり取り組むか、荒療治でいくかは、その人の性格で選択すればよい。

(玉麗)

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