夜9時半から朝5時まで7時間半、この奇跡的睡眠が昨夜あった。
大袈裟でなく書くと、約3ヵ月ぶりのことだ。
年齢を重ねると睡眠力が低下する。
トイレも近くなる。
暑くて眠れない。
エアコンかけると骨まで冷えるなどなどの理由でグッスリ眠れない私は、このところ睡眠難民(?)になっていた。
夜何かの理由で目が覚めてトイレへ行く。
その後マットレスをリビングに敷いて、枕を持って移動。
暗がりではアブナイからと夜寝る前にセットしておいて、枕だけ持ってコロンと横になる方法に変えた。
そんなことを1週間ほど続けていた。
それが昨夜は!!
理由はひとつだけ。
Uさんと喋り、笑い、ウィンドウショッピングを少々と、とても楽しく過ごしたおかげだと思っている。
よく寝た朝は目覚めが良い。
早朝からベランダでひと仕事。
しかしここで調子に乗って、肩の凝る仕事をしたらまた疲れるのは目に見えている。
明日も教室がある。
今日はボーッと過ごすことにしよう。
体調が良いので色紙描きたいが、私の体はきっとそれを喜んではくれない。
セミが大合唱している。
セミはいいなあ。
睡眠不足なんてないし、楽しい地下生活(知人の説)を7年送ったら、あとは盛大に鳴いて、命をつなぐ仕事を終えたら、声が涸れる頃ポトリと落ちる。
何と単純明快な生涯であろうか。
そんなことを考えながら、複雑怪奇、迷路復走の人間生活に戻るワタシ。
(玉麗)