いろいろ違った服を着てみたい。女性ならそう思う。男性だっていつも同じ服じゃつまらないだろう。
でもいつも同じスタイルの人、世の中にはたくさんいる。
ウルトラマンやスパイダーマンはいつも同じ服を着用している。
漫画の中の主人公も以前はいつも同じものを着ていた。シルエットで見た時にもパッとわかるように。
ムーミンで描かれるスナフキンが好きだが、彼もやはり同じ服である。
私も最近マンガ的になってきた。シルエットで見ると、ア、玉麗だ、とすぐわかる。コレっていいことなのか。
“すぐわかるっていいことだ。指名手配にならなきゃね”って言った知人がいたが、そうかもしれない。手配されるほど有名になることがまずないだろうから、後ろから見ても私だと判別できるのは悪いことではないのだろう。
細いパンツが流行しても、知らぬ顔してワイドパンツを着用している。上着丈はやや短め、頭はベリーショート、こんな人けっこういるかもと思うが、私と同じようなファッションの人は、希少種の部類に入るらしい。
同じ服ではないけれど、同じ種類の服ばかり。
もう10年くらい前からこのスタイルになった。
玉麗の定番である。
(玉麗)