スマホペンを使う

スマホを使うようになって10カ月くらい経つか。
ガラケーの時はほとんど机の中に入れっ放し状態であったが、ポツポツながらも使っている。

相変わらず携帯はしていないので、ブルブル鳴っていてもすぐ気付くことは「ままある」程度。
もっぱら娘が指南役で、先日は息子に指で絵を描く方法を教えてもらった。

クレジットのサインをする時のような先の細めのペンが欲しいと言って、娘に買ってもらった。

何に使うかといえば、画面にかくのは絵ではなく字なのだ。

タイプライターの時代、2度使ったことがある。
パソコンはいじったことがない。
ピアノも然りである。

つまり、指先で打つ訓練が全くできていないヒトなのだ。

自分でも歯がゆいほどモタつき、遅い。

エエーーイッ
字で書いたらすぐ済むことなのにーーッ と腹立たしい。
では、スマホペンでササッと書けるかというと、打つ(タッチする)よりはマシだが、これとて少しばかり練習が必要である。

娘がいつも言う
「習うより慣れろ」
なのだ。

『スマホ』と書かれたノートに、私が見てわかるような書き方で、私が出来そうなことを綴っている。
操作がわからなくなった場合(忘れた時)、それを見ると思い出すように。

メモが少しずつ増えている。
それは、私ができることが少しずつ多くなってきている証である。

機械がすることをあまり信用しないヒトなのかもしれない。
掃除機であらゆる所をキレイに出来ます、と言われても、雑巾掛けをしないと気が済まない。

電動ノコギリがあったのに制御できない時のことを考えると、怖くなって息子に譲った。
洗濯機だけは頼っている。

いろいろ細々言い立てると面倒くさくなるので、この辺でおく。

スマホは便利だというが、それは使いこなしてのことであって、私が使っている範囲では未だオモチャの域を出ていない。

(玉麗)

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