陽光サンサンが自慢であったわがベランダも、その光自体が弱くなる冬期は、洗濯物がパリッとしない。
私は昔人間のカテゴリーに入るようになったみたいで、乾燥機付き洗濯機というものに興味を示さない。
もともとそうであったのではなく、半世紀前には、まだ珍しかった乾燥機を単体で持っていた。
しかしやはり洗濯物は、陽の匂いがするのが好ましいと思うようになり、乾燥機付き洗濯機が普及した今も、手を出そうとはしない。
冬はフカフカの布団で眠りたい。
誰しも思うことではある。
特に、眠りの浅い私は寝具に非常に神経質で、わが家のクローゼットにはシーツの類がこんなに!と驚くほどある。
それでも毎年、年明けのバーゲン時期になると、寝具売り場で物色している。
さらに寝心地の良い毛布は、敷布は・・・と。
このところ寒くなって、さらに寝具が難しい。
寒がりは毛布・羽毛布団、このセットでは物足りない。
まだ世の中が寒かった頃、毛布と羽毛布団2枚をセットにしていて、それでもまだ・・・と言っていた。
さすがに温暖化、羽毛布団2枚はちょっと、となり、いかに羽毛とはいえ重いと感じる年頃にもなってきた。
ではどうするか。
昨年は、毛布・羽毛布団セットの上にさらに毛布をかけて過ごした。
ダブル毛布である。
さて今年はどうか。
まだ寒波がやってこないので、思案の途中といったところ。
でも、このところ忙しく、体も心も疲れているので、文句を言わずに眠っている。
疲労は何よりの安眠剤(?)。
(玉麗)