新聞で「総理日誌」を目にした日の感想。
総理大臣の頭の中と体力ってたぶん神懸かり的なものなんだろうナ。分刻みで動くスケジュールをこなすには、「普通の人」では務まらない。現総理も一度倒れて、その座を退いたが、又蘇った。どこかで神通力を得たに違いない。
守護霊もいないし神との付き合い方も知らない私は、至極普通の人である。しかも若くない。そんなヒトでもモーレツに動き、ごく並の頭をフル回転させなければならない時がある。
そんな日の夕方は立っているのもシンドくて、頭の中は当然のように水蒸気満杯でバクハツしそうになってくる。
一時休止。リクライニングチェアに横になり、目を閉じる。
そうだ、カエルのエサはブタ肉を茹でて豆腐に混ぜて与えよう!これはいいアイデアだと思う。
そうだ、あの問題は米大統領の口添えでOKを取り付けよう!これはいいアイデアだ。
フフッ 事の大小はあまりにも違うけれど、考え方によっては同じ事のようにも思えるじゃないか。
そうだ、「記憶にございません」を観に行こう。三谷幸喜監督がどんな興味深い映画を創り上げたか、映画の中の総理の生活を垣間見てみたい。
(玉麗)