墨だけの世界「白鷺と柳:3月2回目手本」

3月2回目の手本は「白鷺と柳の木」。
墨だけで描く、水墨画らしいテーマです。

なぜ、白鷺と柳のコンビなの?

柳は、水の近くにある植物です。
白鷺も、餌となる魚を求めて川に現れます。
水辺に関係あるもの同志、ごく自然な組み合わせという訳なんですね。

大阪城お堀沿いの柳
大きくて立派な柳の木

 

柳の写真をよくご覧ください。
こんな風ですよね、柳って。
うん、そうだったよなって思うのですが、イザ描こうとすると「あれ〜?」となる、よくあるパターンですね。

柳の木の上にスッと立つ白鷺
白鷺もですが、実はいちばん難しいのは・・・
難しいのは、柳の葉!
この葉はよく描けています
ボカシもして素敵に仕上がります
かっこいい完成度

 

柳の葉は、ひょろひょろっと細く頼りない感じに描くのがポイントです。
力強く元気になってしまうと、笹の葉っぽくなりますのでご注意。

(雪)

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