9月頃だったか、新聞で秋田こまちの新米の広告が出ていたので、注文した。
下旬に届いたのですぐ食べたかったが、前に買った分が少し残っていた。新米を食べたら、もう先年の分は味劣りがする。1週間程おあずけになった。
玄米でと注文しておいた。わが家には小さいながらも精米機がある。1度に2回分の精米をする。
知人が、「ウチは3分づきを食べているんですヨ」と言っていたのを思い出した。しかし一気に3分づきでは違和感があるかもと、8分づきにしてみた。
白米とほとんど変わらない。今日7分づきを食した。モチモチして甘味がある。白米と比べたら、うっすらベージュ色でとてもおいしい。
玄米を食べている人もいる。本来、全部食べられるものを外側を削って捨てている。もったいないことだと実感した。
わが家は糠漬けを作っているので、精米時の糠は捨ててはいない。自分ちで作った糠で漬けると、糠床の様子が良く、味が上等になる気がする。手前味噌ならぬ手前糠である。
秋はおいしいものが目白押しに収穫される。それらをすぐ口にすることの出来る幸せな人達を羨ましく思う。
産地にいない私達は、“お取り寄せ” か、“産地まつり” を利用するしかない。
(玉麗)