小雪(しょうせつ)、北風木の葉を払う季節。
なるほど。時が来れば、やはり寒くなるのだ。
一昨日まで暖かかったのに、一夜のうちに北風の吹く頃となってしまった。
ネリネが花をつけたので、南側の、リビングから見える位置に移してやった。
(※ネリネ:マンジュシャゲに似た花で、葉が先に出て、その根元から長い茎をだし、ピンクの花を咲かせる)
まだ元気に咲いているブーゲンビリアのマゼンタピンクの横で、それよりは少し薄めの優しい色が、今年は9本立ち上がっている。
30〜50センチ、しっかりした茎を伸ばし、その先に花をつける。
それにしても我が家の皇帝ダリアは何としたことか。
先端はすでに上階の領域まで伸びているが、いっかな蕾をつける様子がない。今咲かなければ寒くなるのに、いやもうすでに十分寒い。
小春日和の中、うす紫系のピンクの花をつける。この花木(木なのか?)は、コダチダリア、キク科だそうな。
朝刊に奈良の馬見丘陵公園内で咲いている、と写真が載っていた。
鉢植えではかなり無理がある。それでも3メートル近く育った。
花がもし咲いても、私達が鑑賞するにはやはり無理がある。
上階の人が喜んでくれれば良いが、と思うしかない。
それにしても・・・・。
私が年末の大掃除を企画したらなぜ寒くなるのか。
北風小僧に見張られているのだろうか。
私は彼らにイケズした覚えはないのだが。
(玉麗)