Uさんのベランダのルリマツリは、春に咲き始めてからずうっと咲いているとか。
我が家のは、大きな手毬のようなのが木がルリ色になるくらいびっしり咲いて、咲き終わるとしばらく休む。
次の蕾が大きくなるまでに20日ほどかかる時もある。だから、今咲いているのは4回目と数えることができる。
同じ花なのに咲き方に相違があるのはなぜかと考えると、きっと太陽が関係している。
Uさんの家のベランダは1〜2時間ぐらいしか陽が当たらない。比べて我が家は、朝から3時ぐらいまでずうっと陽に晒されれている。太陽のエネルギーを全身に浴びて力強く咲く。
びっしり咲くから次の蕾がつく余裕がない。花が終わるとすぐ蕾は用意されるが、手毬のような塊になるには時間がかかる。きっとそんなところだろう。
どちらにしても。ルリ色の小花が風に揺れる様は涼やかで、エアコンの効いたリビングから眺めると暑さを忘れさせてくれる。
今年はもう1回花をつけそうだ。花が散りかけるとすぐ枝を切り、根元に追肥し、もちろん朝夕の水やりを欠かさない。枝を切る時少し長めに切り、挿し木をすることもある。
このうち何本が生き残るだろうか。春の挿し木は30センチぐらい伸び、枝先に花がついた。いい子だネ。
ルリマツリは私の一番お気に入りになった。時々花がアリガト、とくっついて髪飾りになってくれる。
(玉麗)