新元号が発表された夕刊を見て、“ふうーん”という感じであった。
“あ、コレ!”とか、“いいね!”ではなかったが、夕食後じっと見ていると、東宮様のお顔が浮かび、しっくりおさまった気になってきた。
電話で私の名前を相手に伝える時、“オオヘンに、メイレイのレイです”と今までは言ってきた。
これからは、“オオヘンにレイワのレイです”と言えばいいのだ。私の本名には元号の一字が入っています、というのも悪くない。
そんなことをツラツラ考えていると、「平成」だって、最初は“ふうん”だったような。
何事も初めはとっつきに時間がかかる。
それでもきっとそれはいいことの始まりなのだ。
今上天皇が退位された後、皇太子様が即位され、令和の時代が始まる。
私達は、昭和、平成、令和と3ツの元号を体験することになる。
西暦は便利ではあるが、趣に欠ける。
元号という文化を持つ国に生まれたことを誇りに思う。
(玉麗)