展示用の大きな絵を描くためには、大きな紙が必要になる。
龍のライブの折は、8m×2mの紙を使用した。
そんな大きな紙はないので、2m×1mの和紙を8枚つなぎ合わせる。
家で2m×1mを4枚つないでおく。
これを2枚、現地でつなぎ合わせて8m×2m紙が出来上がる。
紙は厚手で巻いてあるので、それを伸ばしながらの作業は1人ではとても出来ない。
私たちは至極仲の良い親子ではないかもしれないが、すごくウマの合わない関係でもない。
マア普通の母娘が、この時は一致団結(2人だけど)して事に当たる。
そうしないと、墨ライブは成り立たない一大イベントであった。
私は「古風であって、かつ斬新な」テーマを提案した。
今回は時間もない事なので、娘はそれに同意してくれて、今、絵を描くための第一段階、紙を用意することに専念している。
3m×2mの展示空間を埋める。
小さな絵を並べるのではインパクトがない。
大きな絵を1ツ、ドンと掲げ、下の方に色紙を並べる。
このアイデア、娘はどのように消化し、披露してくれるのだろうか。
うまくいけば、来年2月の玉麗会展でも展示致します。
さて、もうそろそろ貼り合わせた紙が乾く頃か。
(玉麗)