オニとの戦い

オニタビラコが冬だというのに咲いている。とても繁殖力の強い草なので、放置する気になれずちょっとだけと思って草取り作業を始めた。

昨年は少しばかり遅れをとって、気が付いたらもうその辺り一面広がっていた。気の早い蚊などもいて、口惜しいことに諦めざるを得なかった。しかし・・・・・

何ということか!群生を誇っている場所は芝生の中であった。しかも、そこだけ別の草まで密集していて根元がよく見えない。毛の長い犬を山へ連れて行ったあと、ダニを取ってやる時みたいにかき分けながら、根元に草刈り鎌を入れる。

腰が痛くなるのを防ぐため、ペタッと芝生の上に座り込んでの仕事であった。小1時間ほど格闘して引き上げた。

こんなひどいことになっているとは思わなかったので、ウールのパンツを履いていた。帰って後方を払おうとしたら、草だらけ。それも枯れ草なのでビタッとくっついて取れない。相当傷んでいたものなのでもういいか、と丸めてゴミ箱へ入れた。

植栽管理は業者に任せっきりである。以前は「緑の会」などがあって、芝生の手入れをしたり草取りをやっていたが、マンションの住人は年を取ってきた。率先してくれる人も亡くなった。

雑草達の高笑いが聞こえてくる気がする。でも、あと1〜2年オニタビラコに天下を取らせないヨ。種子を風に乗せて繁殖する草が許せない。それらは“オニ”と名がついている。

(玉麗)

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