
室温が30度を越えようとしている。
わが家は割合カラッとしているから、暑さを感じる体内センサーの作動が鈍る。
これはマズイと慌ててエアコンをONした。
リビングのエアコンは25畳用であったと記憶している。
これ1台で全部の部屋を涼しく出来るだろうとの目論みからである。
しかしわが家には他にも住人(?)がいる。
カエル達、グリン(アゲハの子)達。
隣の部屋へ移動させ、ドアを閉める。
かのエアコンは立ち上がりが早く、エネルギーをブンブン食い散らしながら動く。
またたく間に私は上着を必要とする。
15畳用ぐらいにしておけばよかったかと、今にして思う。
友人のダンナさんが熱中症で亡くなったので、以来、室温には敏感になっている。
歳を取ると暑さに鈍感になるらしく、部屋を閉めたままでテレビを見ていて、気を失ったという人がいたとか。
友人の夫も、外出先から帰って暑いままの部屋でエアコンをかけず倒れていた、と聞いている。
けっこう広いリビングだったのに。
熱中症の詳しい症状は知らないが、暑さで呼吸困難になり気を失い、発見が遅ければそのまま帰らぬ人となる。
コロナ禍でマスク装着を義務付けられてはいるが、誰もいなければ、息苦しいと思ったらすぐ外すことだ。
外出する時は日傘をさして、自分の身は自身でしっかり守るよう、心がけたいですね。
(玉麗)