穏やかに過ぎていくはずの1月1日夕刻。
まさかの地震で、おさまっていた動悸がまた激しくなった。
入眠するまでドキドキと落ち着かなかったが、夜はよく眠れたようで、翌朝は気分の悪さも消え、ほっとした。
あちこちから、大丈夫でしたか、心配ありませんか、無事?
とのメールが入り、人とのつながりの有り難さ、嬉しさを感じて心が温かくなった。
年賀状を出していなかった人に返事を書いた。
Fさんは、小さな鳥に思いを寄せ、Mさんは毎日ブログを楽しみにしています、と綴ってあった。
Yさんもお元気そうで、やはりブログを読んでいただいている様子。
もう1人のMさんは病気がちながら、絵を友として過ごしておられるとか。
休会や退会されてもずっと繋がっていることが、心に染みる。
大阪はあまり寒くはないけれど、震源地に近いところは雪が積もっていた。
火災が起き、瞬く間に燃え広がっていく。
テレビを見ていると、その地にいるような不安が広がってくる。
日航機が燃え上がっている記事にも驚愕した。
被災地ではまだ助けられない人もいるらしい。
そうでない人もたくさんいるが、多くの人達は半径1キロ以内ほどの狭い地域で日々を過ごしている。
遠く離れた土地のことは、ニュースでしか知り得ない。
けれどもこの日本で住む限り、地震と縁を切ることはできず、不測の事故もまた、いつ起きるかもしれない。
他人事として切り離さず、気持ちのどこかにとどめておきたい。
そしてもし、何かできることがあれば思い起こして行動したいと考えている。
(玉麗)