確か10年ほど前に作ったものだ。
いやもっと昔のことかもしれない。
しかし10年間ずっと続けて使っていた訳ではない。
他のものも併用していたと思う。
食器拭きのふきんのこと。
布屋さんでワッフル生地を見つけ、ふきんにしようと買ってきた。
1度に12〜3枚くらい作ったように思うが、もっと少なかったのかもしれない。
Aちゃんにも分けてあげたが、その布は最初水を吸わなくて、これじゃふきんとして用をなさないと判断して別のものにした。
しかしすぐダメになる。
それでまた使い出したのだろう。
ワッフル生地は丈夫で、1度水になじむとそれからは吸水率が良く、食器拭きに向いている。
何より乾きが早いので、梅雨時でもヘンなニオイがしない。
時々ハイターで消毒すると黒ズミもなくなり、優秀なモノとしてわが家で重宝されてきた。
無印良品で、ワッフル生地のタオルを見つけて買ってきた。
大判バスタオル、これで4枚のふきんを作った。
手縫いである。
右腕が少し痛くなった。
ベタベタ、貼り薬のお世話になっている。
お正月に新しいものに替えると気分が良い。


台ふきん、食器ふきん、タオル、靴下など小物だけならともかく、去年から家電品が次々と寿命を迎え、物入りであった。
電子レンジが途中でプツンと止まり、お前もか!と一瞬固まったが、スイッチを入れ直すと動き出した。
頼むよ、もうちょっと頑張ってや、と声をかけている。
便利な生活が当たり前になっている昨今、家電品のどれが悪くなっても即困る。
最近は修理をしないで買い替える。
部品がないとか、修理したほうが高くつくとか。
資源が少ない・大切に使いましょう、というくせに、相変わらず使い捨ての時代は終わっていない。
どうなるンですかねェと言うしかないの?
ふきんはこんなに長く使えるのにナア。
(玉麗)