夏の毒

今年は夏がしぶといとか、このままいつまで続くのか、などと書いていたのはちょっと前だったのに、爽やかな風が吹くようになってきたらケロッと忘れてしまう。

昨夜わが家ではエアコンなしで眠ることが出来た。
ただ、蟻に喰われた左手が痒くて引っ掻きむしっていたので、ぐっすり眠りことからはほど遠かった。

蟻って漢字、なんで「義」がつくンだろう。

義のイメージは良いことにつながるけれど、今の私にアリ達が良い虫であるなんて、とてもじゃないけど考えられない。
けれども、蚊に比べたら憎みきれないのも確かだ。

スズメウリの下を行列している蟻の絵を描いたことがある。
郷里の友人が気に入って買ってくれた。

蚊も蟻も刺された後に皮下に回る毒がイカンのだ。

毒といえば、ウチのカエル達も犬や猫をしばらく気絶(?)させるくらいの、威力ある武器を持っているらしい。

花屋の主人の家は郊外でカエルがたくさんいるらしい。
庭先で泡を吹いて犬がひっくり返っていることがある。
カエルを見つけて遊んでいた後にそうなるとか。

毒袋と呼ばれる器官が耳のあたりにあり、小さな穴のようなプツプツがある。
パシッと叩いたり、甘噛みしようものなら、そこから毒液を出すのではないだろうか。

わが家の甘ちゃん共は、そのような危険に遭遇することはたぶん無い。
それでも機嫌が悪い時、例えば眠いのに起こされていじられたりすると、体を膨らませてシューと言ったりする。
ジャンだけであるが。

慣れている分、私達を恐れていないのだろう。
マルコとスリムは、いつも逃げてばかりで一向に懐かない。

この痒みがおさまる頃、夏も終わるだろう。

(玉麗)

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