「アッ メジロ!」
娘が指差すベランダの方角。
ペチュニア、ベゴニア、ブーゲンビリアのピンクや赤につられたのか。
メジロはつがいで行動する。
下の植栽、サザンカの花の蜜を吸いによく来ているが、わが家に飛来したのは初めてのこと。
よく見える目で室内の私達の姿を捉えたのだろう、ほんの一瞬で飛び去った。
こんな時私はすぐ思ってしまう。
そうだサザンカを植えよう。
椿をと言いたいところだが、半日陰を好む椿の木は、1日中陽の当たるわが家の南側ベランダは育たない。
今まで何度か苗を買ったが、ことごとく枯れた。
東側ならひょっとしてと思うが、こちらでは私達の目が届かない。
蝶が来るならランタナやルリマツリが餌となる。
植物を与えることは厭わないが、産卵されると世話が大変なので。柑橘は置かない。
唯一の日向柑はアミをかけている。
アレもコレもと考えると矛盾が溢れてどうしようもなくなるので、花を育て、自分たちが見て楽しみ、鳥や蝶には蜜をどうぞと、このくらいにしておこうと思っている。
(玉麗)