以前ブログで「鼻出しマスクやめろ!」と書いたことがある。
イヤな顔はされるが、マスクから鼻を出していても一般的には注意されることはない。
しかし将棋の世界ではそうではないらしい。
立会人に注意されて応じなかった場合、反則負けになるという。
その人は今回で2回目だと書いているのを読んで、やはりと思った。
鼻出しマスクの人はいつも鼻を出している。
時々は気になるようで、ヒョイとマスクをつまんで鼻の上に乗せるが、しばらくするとまた出ている。
女性もたまにはいるが、たいていは男性である。
彼らのマスクはきっと安物に違いない。
一箱いくらかの、大量に入っているのを使い捨てしているのだと思う。
ちょっといいのを買ったら、ピッタリはまって鼻など出るはずがないのだ。
良いマスクは1枚200円以上する。
それでも洗って使えるから決して高い訳ではない。
対局中マスクから鼻を出しているのは、言語道断。
相手に対してエチケットをわきまえていない、ということだろう。
もう藤井クン、なんて気軽に呼べなくなったが、彼の美学を見習って欲しいものだ。
コロナの時期に、そのような規定(臨時対局規定)を儲けている将棋界は素晴らしい。
マスクを見たらその人の性格・思考・生活などが垣間見える。
ファッションよりも、より鮮明にそれらを表現しているのがマスクなのだ。
マスクを侮ってはいけない。
(玉麗)