皆さん・・・・・1日1回笑っておられますか・・・・・・・・
栄養サプリメントより笑ったほうが、そして何より睡眠が、健康には良いかと思います・・・・・・・
そんな私は、教室へ出るとよく笑います。
愛想笑いではありません。
笑っていますよ。
もとい、笑かしてもらっています!
本日のクラスには、最近入会されたばかりのピカピカ新人Kさんがいらっしゃいます。
Kさん、レッスン開始前に
「雪先生、新聞紙を分けてもらえますか?」
ああ、いいですよどうぞ。
ちょうど今日はKさんがお手本描きの日。
Kさんの席に座ると、机の上には先ほどの新聞紙が敷いてあります。
そっか、こないだ買った下じき、忘れちゃったんだな。
わいわいと賑やかにレッスンが進みます。
今日の画題は「エノコログサとラクダ置物」。
一生懸命、丁寧に描いていたKさんも出来上がり、ボカシもかけて完成です!
まだ落款(らっかん)印をお持ちではないので、いつも「お名前だけでいいので書いておいてください」と伝えます。
水墨画は基本的に画面がシンプルですから、落款を入れることでグッと引き締まりアクセントにもなるのです。
絵を始めたばかりの場合、当たり前ですが印を持っていないことが多いので、Kさんにも
雪「落款は作っておいた方がいいですね」
Kさん「あ、ラクダをですか?」
え!?
タジタジ!
雪「あ、いや、あの、落款印、ハンコですね、ハンコです」
Kさん「ああ〜」
雪「というか、ラクダを作っておいた方がいい、って・・どういうことでしょう?!」
Kさん「確かに〜あはははは〜」
確かに、今日の画題の中にラクダはいましたがね。
では、終わります〜さよなら〜さよなら〜
楽しいレッスンが終わり、皆さん片付けも終了で、順番に帰っていかれます。
最後になっちゃったKさん。
慣れないうちは時間のペース配分もなかなか難しいですよね。
「あの〜、雪先生、これって何なんでしょうか?」
え?
と振り向いた私の目には、真新しい白いフェルト下じきを手に不思議そうな表情のKさん。
下じき、あったん!
タジタジ!
雪「そ、それは下じきですよ〜〜っていうか、Kさん今日忘れたのかなーと思ってたら、ありますやん!そして、『これって何でしょうか』って・・めっちゃ面白いんですけど」
「え?あ、ああーーーあはははは」
新鮮な瞬間!
そうですよね、初めての使う道具は、「これなんだろう、どうやって使うのだろう」が当たり前ですよね。
そして、下敷きをグニュッと折り曲げそうになったところを「ちょっと待って」と止めて、筆巻にくるくる巻きつけました。
こうすると、下敷きにシワがよらずにすみますからね。
フェルト素材は、一度折りジワがつくと取れないので、その上に紙を乗せて描こうとすると段々ができて描きにくくなりますので、ご注意です。
おっとりとマイペースで可愛らしいKさん、おそらく、玉麗会会員の中で最年少だと思われます。
ようこそ玉麗会へお越しくださいました。
これからもみんなの健康のために、私たちを笑かしてくださいね。
よろしくお願いいたします♪
(雪)