昼と夜の寒暖の差が大きくなると、樹々は葉を染める。
大川沿いの桜の木が赤や黄に変化してきた。
買い物に行く時、橋の上から眺めるだけであったが、娘は公園へ行って落ち葉を拾ってきた。
思わず、「ワアッ、綺麗やナァ」と言ってしまう。
風が吹くとパラパラと落ちてくるらしい。
「それを集めてきたから、犬のおしっこはかかってないよ」と言う。
玄関の外にも内にも、赤・黄・緑で絶妙に色分けされた葉っぱがワンサカ。
ハロウィンが終わってすぐ、クリスマス用の飾りものを出した。
何年か前Nさんが作ってくれた赤・白・緑のクリスマスリース。
どこかの雑貨店で見つけたトナカイ。
トナカイは花かごを抱っこしている態で座っている。
木の繊維で作られたオブジェは真っ白だったが、もう4〜5年経つので、クリーム色になってしまった。
花かごの中にポインセチアの小さな鉢を入れる。
あるいはツリー型の木を入れて、飾りものをつける。
ハロウィンもクリスマスも意味づけにこだわらず、楽しめば良いと思うようになった。
何より、プレゼントを交換するワクワク感が好ましい。
さて、今年のクリスマス、娘と息子夫婦に何を贈ろうか。
密かに決めているものがあるが、その日まで黙っていられるだろうか。
御堂筋はイルミネーションで飾られているらしい。
紅葉の季節は足早く、見に行こうかと言っている間に過ぎてしまう。
(玉麗)