木の芽どき

樹木が芽吹きの準備をしている。
この時期降る雨は、植物にとってまさに慈雨。

今のうちに降っておいて、桜が咲く頃はうらうらと晴れますようにと願うのは、人間達の勝手な思い。
コロナ禍の下でも季節は動いていることを、植物達の小さな変化から教えられて心温まる日々。

最近のマイブームに「落花生のグラッセ」がある。
どこの店にも置いている訳ではなく、私は近鉄デパート(上六店)の地下食品売り場で手に入れる。

柔らかくてほんのり甘くて美味しいです

 

落花生(ピーナッツ)はその名の通り、花が落ちて生まれる。
詳しいことを知りたくて、娘に調べてもらった。

生のピーナッツを植えると芽が出て、花が咲く。
花は落ちるのではなく、萎れて地面近くに垂れ下がる。
すると、花を支えていた花茎近くから固い芽が発生し、どんどん伸びて地面に刺さって潜る。
潜った茎は根隣、先端に豆が形成される。

友人が「ピーナッツを作ったけど、面白いよ、実のつき方が」と以前話していたのを思いだす。

そうだ、ピーナッツをベランダで育てよう。

雨がふり、季節が動き出すと、植物好きにはアレコレしたいことが胸の内で膨らんでくる。

(玉麗)

マメつながりということで、ソラマメ!美味しいですよね、ゆがいたソラマメのホクホク感・・・春の味。ニッコリ笑ってるようなビジュアルもお茶目です。(雪)

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