少しさかのぼりますが、ヒイラギナンテンを描いている時に、ヒイラギは木へんに冬ですね、という一言から、漢字の話になりました。
木へんに冬は、『柊(ヒイラギ)』
木へんに春は、『椿(ツバキ)』
木へんに夏は、『榎(エノキ)』
おお、いい感じに四季をめぐっています、では木へんに秋は?!
・・・・・・
『楸』?!
なんだか混雑しています。なんと読むのでしょう?
ところで、木へんに秋ときて、私はスキかクワっぽいとイメージしました。
鋤(スキ)・・・ぜんぜん違う
鍬(クワ)・・・あ!右が秋ですが、金へんでした
漢字のイメージはぼんやりしたものです。私はタテ3列の混み合った漢字、という分類でイメージしたようです。惜しいようでなんだかまったく違います。
秋刀魚をイメージした人もおられました。秋が入っていますからね。
魚へんも色々なおもしろい漢字(一文字)がありますが、秋刀魚だけは探しても一文字が見つかりませんでした。
さて、木へんに秋の『楸』は、「ヒサギ」という植物だそうですが私にはピンときませんでした。どんな植物かご存知ですか?
ちょっと調べてみると、読み方がいろいろあって「シュウ」「ヒサギ」「キササゲ」「ゴバン」・・・ゴバン??ゴバンとは、碁盤。囲碁の道具ですが、あの碁盤の材料になったからだそうです。
漢字博士のような人もおられますが、なかなかなじみのない漢字は覚えてもすぐに忘れてしまいます。
ちなみに魚へんの漢字は楽しいですね。
なかでも、鱈(タラ)はすぐに覚えられました。
(雪)