朝フラ〜〜ッとして、ア、アカンかな〜となりかけたが、何とか大丈夫だったようで、2ツの予定を何とかこなし、マッサージ機に座った時は、ああヤレヤレであった。
委員会があって心重かったが、3回たて続けに休んでいるので今日は顔を出さないとマズイ。
身支度を整え集会室へ行くと、Sさんとバッタリ。
先日この人にガンガン言われて、突然のことだったので言い返すことも出来ず、2日ほどヘコんでいた。
「あの人、うるさく言うくせに気が小さいから、はっきりガツンと言ってやったらシッポ巻くんですよ」
ある人が、Sさんを評してこう言った。
こっちから挨拶して先手必勝、強気で言ってみることにした。
「Sさん、この前集会室の使用時間のことで文句言いはったでしょ。
ウチの生徒達が聞いてて、怖い人がいるンですねェって言ってましたよ。
あの日は事情があって遅くなったンです。
でも10分超過してただけですよ。
あんなに大きな声で怒られる程のことじゃなかったと思いますけど」
と、一気にまくし立てた。
キョトンとした顔で
「そう、でも超過してた・・・」
と言い終わる前に
「事情も知らずに一方的に大声出すのは、おかしいですよ。
第一、血圧が上がるでしょ」
そう言うと
「ア、そうやね。血圧上げたらアカンわ」
なんかスカみたいな反応で、ひょっとしたら別人かと疑うほど。
ともかく一件落着、私は胸がスーーーッとした。
会議の途中、説明者に食ってかかろうとしたので
「Sさん、血圧上がるよ。落ち着いて喋ってください」
隣の席だったので背中をバンと叩いたら、静かになった。
何なんだ、コレ?
S氏は1度、頭の血管が切れたらしいと、後で聞いた。
いろんな意味で、「やっぱり!」と思った次第。
(玉麗)