「ムンちゃんとこソファどうしてる?」
「すててん、リビング広く使いたいやろ。もう古かったしな」
「そうやなあ、ソファってあんまり使わへんし、カサ高いし…」
「テラさんとこリクライニングやったね。アレはいい」
「う~ん、この頃コレもいらんなあって思ってんねん。」
「なんで?今まで何回か買い替えてるのちゃう?」
「最初のんな、皮張りやってん。
けど、アレあかんね。
暑うなったらベタベタするし、そんで次のはニセモンレザーや。
オフホワイトでカッコ良かってんけどナアー」
「それ、どないしたん?」
「モクさんにあげた。
で、次に買ったんがリクライニング。
倒して昼寝出来るし、ソファとしてもカッコ悪くないねんけど」
「けどって、又買い替えよって思ってんの?」
「それがナ、モクさん、もういらんって言うねん。
誰かにあげんと次買われへんやろ。
ムンちゃん、いらん?」
「そやなあ、昼寝するのにはもってこいやけど・・ うーん、考えとくわ」
「あのな、1ヵ月も考えんといてや、夏終わってしまう。」
「なんで?夏限定やの」
「次欲しいんは昼寝用とちゃうねんで。
夜用ベッドにもなるようなソファ、考えてるねん。」
「エ?エエ??」
「あのな、夏って寝苦しいやろ、寝室のベッドで目さめたら リビングへ行くねん。
そこにもベッドあったら最高や!」
「エライぜいたくな話やな。」
「1人暮しのいいとこやんか。
睡眠にお金かけるんは健康への投資やで」
(玉麗)