夏になると寝具に気を使う。
他の季節も各々に。
とにかく快適に過ごせるよう、工夫を惜しまないヒトである。
肌にまとわり付かないようにするには、タオル地や綿毛布は避けるべきだ。
シャリ感がある麻が最適ではある。
しかし、麻は高価 。
夏ふとん1枚3万円と言われたら、良いのは解っていてもちょっと腰がひける。
そこで考え出したのが綿のキルティング。
市販ではなかったので作るしかない。
キルティング生地を買ってきた。
ダブル 幅はなかったのでつなぎ合わせるしかない。
ほつれないように処理をして出来上り。
もちろんミシンを使った。
手で縫っていたら黄金の右腕が鉛になってしまう。
麻のシャツ、これもエリを取り、袖の部分を変えた。
シャツ袖はどうも着にくい。
普段使いのものなので、そでは先を切って別布を足してゴムを入れた。
水仕事の時、袖まくり をしやすいように。
先日修理したカーディガンとで2枚、気に入ったものが出来上った。
寝具の方はこれ1枚を内側に掛ける。
上にもう1枚、その日の温度に合わせて調整する。
キルティングは絶対にまとわり付かない。
ややガバガバしている。
それがいい。
体との間に空間があるのが夏向きなのだ。
私はまだ 毛布が欲しいくらいなのでちょっと先になるが、娘はきっと今夜からでも使いたいだろう。
わが家には寝具がワンサカある。
又、増えた。
古いのは思い切って処分しないと増え続ける。
快適寝具追求の道に終りはないのだから。
(玉麗)