引きこもり仕事

笹の葉、葉、葉・・・・!
裏面も使いました
タオルはすぐに真っ黒に
いくらあっても困らないタオル

教室に出かけるだけではなく、家でする仕事もあります。

むしろ、家でする仕事の方がはるかに膨大です。いくらでもあります。尽きることはありません。

いま私が掛かっている仕事は、手本制作です。玉麗先生だけではなく、私も手本を作るのです。

手本制作は、苦手。どんなに時間がかかろうと、自分の作品を作るほうが好きです。

手本はテキストであり、試験の問題を作るのに似ています。だから、自分の思うように自由に描く、という訳にはいきません。この絵はどこで、誰が、どのように描くものなのか、ということをふまえ、逆算して作らねばなりません。規制・ルールも考慮する必要があります。

そして、描く手本はもちろん『玉麗流』水墨画・墨彩画。ということは、玉麗先生が絵を描く上で最も大切にしている「品格」を忘れるようなことがあってはなりません。

ただ、さらに『雪流』もミックスされますので、私の手本はまた少し違った味わいがあるのでしょうね。

 

今日は、「七夕」がテーマの手本を作りました。・・・が、あらためて笹の葉の難しさ!「玉雲先生のを見て研究しなさい」と言われて、集中して練習し、構図も納得がいくまで何回か描き直しました。

構図・バランス・運筆・ルール。。。 いろいろ考えなくてはならないけれど、私がいちばん気になるのは、何より「この絵を気に入ってくれるかな・・」ということです。

「七夕」は、長居講座の手本(6月8日)になる予定です。

(雪)

1件のコメント

  1. 教材作りのご苦労がよくわかります。
    受けとる人の身になって色々配慮が必要でしょうね

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