ちょっと前までは取り立てて言うことでもなかった。
けれどもこれは書いておこうと、今では思う。
わが家からあるショッピングセンターへ行くには車を使う。
とても歩いて行ける距離ではない。
バスで行く選択があることに気づいた私は、娘に時刻表とバス停の場所を調べてもらった。
近くのバス停から10分余りで行ける。
娘は仕事だったので帰路迎えに来てもらうべく、たっぷり4時間余り先の時間を伝えた。
ショッピングセンターでは、メモをみながらあっちへ行ったり戻ったり。
いつもなら娘と一緒なので効率はいいが、ちょっとアレ見たいナと思っても遠慮がちになる。
荷物が増えてきたらサービスコーナーへ行って預け、また買い物へ。
そうこうしているうちに1時間が経過したが、あと3時間余り。
そうだ、ユニクロへ行って暖パン(ウラ地モコモコのパンツ)を探そう。
結局適当なのがなくて隣接しているスーパーへ。
まず食料品を重たくない程度手に入れた。
またショッピングセンターへ引き返そうとしたが、まだ2時間近く余っている。
水分補給とおやつ。
同じフロアにマクドナルドがあった。
しばし休憩。
ずっと歩きっ放しで足も疲れた。
15分くらい休み、本屋へ行った。
これで時間が余っても、退屈しないで待っていられる。
そうだ、Aちゃんに電話しよう。
先日の話の続きを喋っても、せいぜい10分かそこいら。
あと1時間足らず。
預けている荷物を取りに行った。
従業員が少ないみたいで待つことしばし。
さて、これで全ての用は終わったゾ。
最近は全てのことをいちいち確認しないと、何か忘れ物があるみたいで落ち着かない。
エレベータでパーキングへ向かう。
ベンチに座って娘にメールを送ると、すぐ電話で返事がきた。
気を利かせて隣のスーパーのパーキングに停めたらしい、残念!
食料品も手に入れて待ってるから、と返事。
ん?タバコの臭い・・ベンチの隣にきた女性がタバコをふかし始めた。
うわっ やめろ!
退散するより他ナシ。
荷物をパーキングの方へ運び、コンクリートの台に座って本を読んでいたら、ほどなくわが家の愛車が現れた。
本日、4時間の1人旅をしてきました。
(玉麗)