実の成る木は花と実の2回楽しみがあって、何となくワクワクする。
ミカンの花は歌にもなっている。
今頃ミカン山は花の香りで溢れているだろう。
わが家にも、温州ミカンとヒュウガナツがつぼみをつけ、もう1ツ2ツ咲いているのが芳香を放っている。
3日もすれば、ベランダに出た途端香りが鼻腔をくすぐるようになる。
アルプス乙女は実をつけるか。
もうひとつ気になる存在発見。
ツルウメモドキである。
今年で多分4回目の春、ついに小さなつぼみを見つけた。
それが今、開いている。
小粒の、花かこれ?と思うような花だ。
これもまた、結実するかどうかは今のところ判断できない。
実のなる木と書いたが、たいていの植物は種を作る。
つまり実だ。
それが子孫を増やす手段なのだから。
けれども花を楽しむために手にいれる花は、結実させない方がより長く、キレイな時期を延ばすことができる。
花がしぼみかけると、チョンと切る。躊躇なく。
スターチスという名の花。
私はこの花の青紫が好きだ。
中に小さな白い花がポツポツ現れるのも好ましい。
今日スーパーで見かけて買ってきた。
安価なのも嬉しいところ。
この花はドライフラワーでもよく見かけるが、やはり活きた花の方が良い。
洗面台に2種の花を飾った。
ピンクと青紫もけっこう合うもんだと満足しながら。
下のヒラドツツジが見頃を迎えているが、何となく寒い。
あの優しい香りは、気温上昇と風を待たねばならない。
(玉麗)