はまるドラマ

目をショボつかせながら、1〜2時間ぐらい空くとビデオを観ている。

「相棒17」は終わったので、別のを探す。

「あぶない刑事」があった。

しょっぱなから拳銃をぶっ放し、カーチェイス、逃走車の横転、爆発炎上、タカとユージのコンビがピッタリ。

若き日の柴田恭兵と舘ひろしが画面を走る。

なかなかカッコ良く、ハリウッドもびっくりのハデな演出が続く。セリフが洒落ていて面白い。

「IQ246〜華麗なる事件簿〜」も観た。

こちらは織田裕二とディーンフジオカのコンビである。ディーンは今やシャーロック。トントン拍子で人気の頂点に立った。

「あぶない刑事」の方は、浅野温子が肩パットのジャケット、ミニスカートで登場。こんなに華奢な体型だったのかと、その時代を思い出す。

この頃、私はテレビドラマを観ていただろうか。もう30年くらい前のものなのに、古びた感じがないのは、出演者が好演しているせいでもある。

「青少年補導課の私が、微力ながらも応援したいと思います」とミニスカートが言うと、「微力なら応援せんでもよろしい」と応える上司の中条サン。この人もケイサツものにはなくてはならない人であった。

ケータイのない時代、ゲームは子供達の遊具で、大人は多分アクションドラマを観てハラハラドキドキしていた。

ケータイが時代を変えてしまった。

私はケータイを携帯しないヒトだ。

時代遅れも甚だしいが、それでも何ら不自由はない。
待ち合わせの時は、「ケータイ持って来て」と誰からも言われるので、仕方なく「携帯」する。

そんなヒトが、何周も遅れてアクションドラマに走っている。

(玉麗)

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