台風一過と言うが、嵐の実感はないまま大量の雨が通り過ぎた。
今日はカラッと晴れて、爽やかな風が吹き抜ける。
私の気分の悪さも、頭痛も去って行ったが、それは午後も遅くになってのことだった。
先月の土曜もこんな感じだったと思い当たる。
そして日曜から寝込んでしまった。
何ともない時は、まだ何でも出来るぐらいに気力が充実しているのに・・・。
まあ、嘆いてみても仕方ないだろう。
人生に逆行があるのは映画の中でしかないのだから。
私がダウンしてソファを倒して寝ていたら、娘がジャンを手に乗せてきた。
先日脱皮をを終えたジャンはイキイキとして、床に下ろせと下を見る。
ノソノソと隅の方へ行った途端、ジュワー。
娘が慌ててティッシュを取る。
「何かおなか小さくなったねェ」
つまみあげられて洗い場へ。
キレイになったねと言っていたのも束の間、次は1カ月ぶりの排便。
忙しいネ。
追って、マルコもおしっこをする。
カエル達は、ちょっと蒸し暑い日ぐらいが好調で活発になる。
満6歳を過ぎたが、うちの子達はとても元気で、私たちを楽しくさせてくれる。
彼らは、風太からの贈り物だと時々思う。
風太の遺影の前まで歩いて行って、じっと見上げたりするジャンを、
『知能が他の2匹に比べて格段に高いのは、風太が天上から司令を送信しているからだ』
と娘が言うのに、つい頷いてしまったり。
ペットとは家族の一員のように慈しむから、家族になってゆくもの。
マルコとスリムのおちょぼ口顔が、早く元気になってと言っている。
(玉麗)