花壇の世話を今日の予定に入れた。
無駄な抵抗かもしれないけれど、ドクダミ除去に力を入れている。
ポリゴナムとイベリスが植えられている場所がある。
昨年あたりからドクダミに支配されて、イベリスはほんの少ししか咲かなくなった。
ポリゴナムは種を飛ばせる技を持っているから、新天地を求めて次々と子孫を増やしている。
イベリスは枝を少しばかり伸ばすことぐらいしか手立てがないので、押されっ放し。
何とかしてやらなきゃ。
とりあえず土を掘り起こし、可能な限りドクダミの根を取った。
ついでにポリゴナムも掘って古い根や枝を取り除き、植え直す。
昨年娘と作った花壇の脇に挿し芽したイベリスが、結構大きな株になっているので、それを移植。
ここまでの作業に1時間半ほどかかった。
さて、もうそろそろ本日の作業終了にしないと疲れが残ると思った頃、
「おかあさん、ちょっとだけ荷物置かせてくれる?すぐ帰ってくるから」
「エ、エ?ハア、」
何と言っていいのかわからないでいると、身なりの良いその婦人はスタスタとどこかへ行ってしまった。
何なんだ?
大きなキャリーがデンと置き去りにされている。
そこら辺を整地していると帰ってきた。
「重かったンでネ、ありがとう」
「ハア・・・」
見知らぬ他人からおかあさんなんて言われたことないなあ。
ちゃっかりした人ってこういう人のことをいうのだろう。
私のことを信用できるヒトだと判断してのことだろうけれど、それにしてもマアと苦笑するしかない。
(玉麗)