わが家にいるツチガエルは、何匹かが一緒に生活しているイメージがある。
どこで見たの?と問われると答えられないのだけれど。
実際はどうなんだろうと私が書くと、飼ってるくせに知らないの?と言われそうだが。
3匹いた時、マルコとスリムを一緒にケージに入れていた頃がある。
小さい頃は3匹同じケースだった。
ところが、ジャンだけ急に大きくなって、ちょっとアブナイ状態になったので、別にした。
しばらくは大丈夫であったが、スリムが時々クックックッと声を出す。
行ってみるとマルコが頭をフンヅケていた。
その後も何度か、助けて!と言うので、仕方なく大きなケージを3つに仕切り、各部屋に入れることになった。
ところがマルコはくっ付きたがりで、隙間を見つけてはスリムの部屋に侵入する。
たいていは夜のことなので耳ざとい私は起こされてしまう。
夜中にブツブツ言いながら、マルコを元に戻し、メッと叱っておいてまた寝る。
スリムがいなくなってマルコは淋しそうに見えた。
ジャンとなら、デカイ兄ちゃんと小さめの弟で、仲良くするだろうと判断し、一回り小さいケージに2匹一緒に入れた。
8月31日にスリムが亡くなってから20日あまり、平和であった。
朝2匹が並んで、まん丸のお目々でオハヨウと挨拶してくれる。
いい感じであったのに、昨日から水入れに2匹一緒に入るようになった。
仲良くしてくれたら良かったが、ジャンがマルコを踏みつける。
横にもう1ツ水入れがあるのだから、マルコはそっちへ入ればよいのに、わざわざジャンが入っているところへ行く。
そして、クックックッーである。
これを夜半にやられてはカナワン!
昨夜は別のケージにとりあえずマルコを移しておいた。
そして今朝大きなケージを取り出し、また元のように仕切りを作った。
ヒーターを取り付けておかないと、20度以下では冬眠する。
ヒーターを包むような仕切りを作るのは、簡単ではない。
斯くして、ジャンとマルコは個室生活に戻った。
今回はキッチリ作ったから、マルコはジャンの部屋へは侵入できないはずだ。
どうするのだろうと、ちょっと気になる。
(玉麗)