玉麗先生は、ずっとジャン君ハウスが気になっていたようです。
「ホームセンターへ行く」というので車を出しました。必要な物資を購入して帰宅、さっそくニューハウスの建設です。
3匹のかえるのうちで、もっともビッグサイズに育ったジャン君。かつて玉麗先生が作った陶器製のハウスではとても体が入りきりません。

一方、隣接した2匹の方は、ジャン君のお古である陶器製ハウスと、別のハウスも持っています。それらを行き来していつも中でくつろいだり寝たりしているのです。
大きくなったジャン君だけが今、ちょっと隠れたり眠ったりする家がない状態。

そこで寒さも考えて、急遽建てられた一夜城ならぬジャンハウスがこちら。建築資材は発泡スチロールとそれっぽい素材のもの。冬の寒さにはうってつけです。(意匠/施工:玉麗)
ジャン君も気に入ったのか、ハウスの中で過ごすことが多くなりました。
しかし!
『家族ファースト』=『ペットファースト』の玉麗先生は、ビッグなジャン君がこの最新ハウスの中で方向転換するのが苦しそうである、と問題点をあげるようになりました。
「改良すべきである!」
わが家のマニフェストにある「創意工夫」の4文字を胸に、プロジェクトチームが動き始めました。
今回は玉麗先生は現場監督であり、施工は私に一任されました。












さて、ニューハウスはジャン君に気に入ってもらえたかどうか。
窓を開けた後方の壁素材だけは旧ハウスの資材と同じですが、他は床、壁、天井の4枚とも木材を使用していて、通気性もよくこれからの季節にはぴったりです。


(雪)