月曜日にお風呂を焚いて
火曜日はお風呂に入り・・・
どこかの国の民謡と聞いている。
昔、娘がサッサとしないのに腹を立て、この歌みたいだと毒づいていたのを思い出す。
今や私がそうなっているのを思うと、苦笑いするしかない。
私は身に付けるものを手に入れたら、気になる箇所を改良しようと試みる。
改良と本人は思っているが、改悪であるやも知れぬ。
丈の長いコートは短く切る。
左右アンバランスのデザインベストは極力、丈を同じにして、軽くするためにポケットを取ってしまうこともある。
私のコンセプトは「軽い」「スッキリ」であるゆえ、それに沿わないものは全て取り除く。
ちょっと前までは、裁断・しつけ・ミシンがけを当然のように一挙にやってのけ、翌日には身につけられる状態になっていた。
ところが今や、裁断に1日、しつけに1日、そしてようやっと翌日ミシンを取り出す有様。
ずっと下を見続けていると肩が凝る。
ほどいたりしなければならない所では、目がショボショボして疲れる。
全く・・・・・。
裁縫を習ったことはない。
中学生の頃、当時はまだ家庭科というのがあって、ワンピースと浴衣を塗ったのを覚えている。
その程度だから、ちょっと出来る人が見ると全くいい加減なものだと思うが、何となくサマにはなったものを作り上げるので、スゴイ!とか言われて調子に乗っている。
麻のベストを改良している。
さて、いつ出来上がることやら。
(玉麗)