昨年手に入れたペラルゴが冬の間にも成長を続け、ふと気がつくと蕾をいっぱいつけていた。その第1陣が、今朝咲いた。
買った時の2倍の大きさになって、鉢からあふれるように葉を茂らせている。この花は賑々しくてベランダに置くにはもってこいだが、花ビラも賑やかにパラパラと散る。ちょっと困る。
Aさんから頂いた赤い椿、ヤブツバキではないが、これもいっぱい蕾をつける。椿は陽当たりの良すぎるわが家には相性が悪いようで、今まで何本か枯らした。ところがこれは強い。今年も20以上の花がついている。
赤い花や実は、鳥達の目につきやすい。マンリョウは彼らに食べられてしまった。ツルウメモドキの実もなくなった。そして赤い椿は蜜を目当てにやってくる。
小さな木にヒヨドリが止まって、今にも折れそうになっていた光景を目にしたこともある。もちろん「メッ」と追いはらうが、諦めない。
鳥は食べたらすぐフンを排出するので、手すりには彼らの飛来を証拠付けるウンチが残っている。ニクタラシイことに。
ククッとスリムが鳴いている。昼間スリムはほとんど寝ているが、時折声を出す。「どうしたの」とハウスの中を見ると、マルコに頭を踏んづけられている。
ハウスの中には3ツ隠れる場所があるが、なぜか2匹が同じ所に入っている。狭い所へギュウ詰めに入って寝ているので、壁に押しつけられたり、頭部を踏まれたりする。
ククッと抗議の声を出すのは、いつもスリムの方である。稀に逆のケースもあるが、マルコは鳴かない。カエルも性格がいろいろあって面白い。
(玉麗)