12月は忙しい。1回しか教室へ来られないと言う人がけっこういる。
そんな訳で昨日から「今年1年ありがとうございました。来年もどうぞよろしく。よい年をお迎え下さい。」のご挨拶が始まった。
1年はまたたく間、これは目を閉じてゆっくり開くまでの間を意味する。
過ぎ去った日々はそれほど速いスピードで、遠くへ行ってしまう気がする。特に年の瀬が近づくとその感を強くする。
その忙しい12月のある日、私と友人の待ち合わせ・すれ違いの話をひとつ。
「ヨドバシカメラのビル、阪急側入り口で12時」の約束であった。
午前中アベノまで出かけた私は、時間を気にしながら用件を終え、梅田へ。
待ち合わせ場所へは30分も早く着いたので、ランチをする予定の8Fへ行って下見。どこも少し暗く、私好みではなかったが、少し明るい店を見つけておいて、1Fへ。
11:50。あと少し、ところが12時すぎても友人は現れない。実はこの日ケータイを所持していなかった。けれども2度も確認したンだし・・・もう少し待ったら来るだろうと。
12:15頃。ア、ひょっとしてJR側へ間違って行ったのかと、店内を急ぎ足で通過、ブリッジ側へ。
いない、困ったナ。元の場所でもう少し待とう。
それからさらに10分余り。来ない。
とにかく連絡手段を持って来なかった私が悪いのだから、仕方ないと諦めた時、来た。
「ナンデ、ここに居るの?何回も電話したのに!」
ごめん、連絡が取れなかったのはひたすら謝る。しかし場所を間違えたのはアナタではないかとと言いたかった。
ヨドバシの隣にはリンクス梅田がオープンしていて、地下鉄から上がったらすぐに入口がある。どうやらそこで待っていたらしい。
しかし、ここでケンカしても仕方ない。
ーつづく。
(玉麗)