牡丹桜は、ソメイヨシノよりも2週間くらいあとに開花します。
花と一緒に葉っぱも出ます。
まるで作り物のような大きな花びらのレース感が特徴で、そのあでやかさから牡丹の名がついたのでしょう。
枝のつき方も個性的で、グイーンとカーブするように曲がっているものを多くみかけます。
種類が多いので、しだれるものもあります。
「八重桜」とも呼ぶそうですが、「牡丹桜」のほうが私の好みです。
「牡丹」も好きですので。ボタンという言葉の響きがいいですね。
「牡丹」よりも好きなのが「芍薬」です。
茎がスッとまっすぐのびて、まん丸に咲く花が好きなのです。
(ラナンキュラス)
牡丹桜は咲いている状態も見事ですが、花が散ったあと一面ピンクのカーペットもとてもきれいです。
造幣局の通り抜けでも美しい牡丹桜を多く見かけます。
お花見でひとつ気になるのは、人でごった返すため、伸びた枝にぶつかる場面をよく見ることです。
(梅の時もそうでした)
わざとじゃないでしょうけれども、気をつけないと!
人間同士だってぶつかったら「ごめんなさい」というのだから、花にもちゃんと謝って下さい。
写真を撮るのに夢中になって、枝をグッと持って桜と一緒に写ろうとしたり。
いたたたた!セクハラですか!気安く触らないで頂きたい。(桜の気持ち)
お花見はもっと桜に敬意を払うべきですね。
(雪)