秋の花といえば菊だ。
この時季、花屋にはポットマムが色とりどりに置かれている。
マムとは菊のこと。
今日買ってきたのは、ベルギーマム。
ベルギー、オランダといえばなんとなく花の国と思ってしまう。
輸入されているのか、品種を改良したものを技術として入手するのか、詳しいことは知らないが、花の世界も新旧入れ替わりが激しく、昨年出ていたのに、と探してももう見つからないことがある。
菊は少なくとも2年は楽しむことが出来るし、何より高貴な香りがいい。
いかにも「和」と思っていたのに、ベルギーとは・・・と少々驚きながら。
先日買ったキキョウ、次々と花は咲くが、すぐダメになってしまう。
絵の材料として手に入れたもので、1ツ発見があった。
真ん中の白いポツン、としたものが、しばらくすると開く。
ひょっとして青紫の部分は萼(ガク)で、これが花かと思いきや、やはりメシベであった。
この次に描く時は、開いたメシベにしたほうが良いのだろうか。
賑やかなペチュニアが終わって、ベランダは少しばかり淋しくなった。
やはり赤やピンクが並んでいないと見映えがしない。
涼しくなったので、アカシアスノーリバーを大きな鉢に植え替える。
スーパーで売っている土はあまり良くないので、花屋で調達した。
値段は倍になるが、それだけのことはある。
眠る木アカシア、夕方になるとほんとショボショボで大丈夫かいナと心配するが、翌日にはシャキッとして優美な細い葉を広げている。
これも進化の妙の1ツなのだろう。
水分の蒸発を極力抑えるためとしか思いつかないが、そうなんだろうか。
(玉麗)