新米が届いた。
水をいつもより少なくとは思っていたが、もっと控えた方が良かったか。
やや柔らかめであったが、これぞ新米、甘味があってとてもおいしい。
さて次は恒例の鯛の握り寿司である。
ちょっと遠くのスーパーへ車で行った。
鯛が大小並べられている。
塩焼きにしたら美味しいだろうナ、いやいや今日はこれではない。
「冊はありますか」
「向こうのケースに並んでいます」
プリッとしたのが6コあった。
目を凝らして一番いいと思われるのを手にする。
その他いろいろレジかごに入れて。
新米を3カップ炊いた。
鯛はカンタン酢、米酢を合わせその中へスダチを5個絞り込んだ。
炊き上がった白ごはんに合わせ酢を入れ混ぜる。
娘がウチワで扇ぐ。
まだ温かいまま手早く握って、昼から仕込んでいる鯛を乗せ、大葉とみょうがを上に。
いつも作りながら1個味見する。
今日はしなかったので、娘も私もよだれが出そうなくらい食べたいと思っている。
わさびと醤油を小皿に入れ、その他いろいろテーブルへ運ぶ。
「いただきまーす」
プリプリしていて表面は酢でしまっている鯛が、わさび醤油でピリッとなって、大葉とみょうがの香りが口いっぱい広がる。
やっぱり新米、何とマア美味しいこと!
スダチの香りも効いている。

小芋と油揚げ、いんげん豆の煮物も手間をかけてそれなりにいい味だったけれど、もう鯛の握りには勝てません。
ちょっと食べすぎたかしらん。
デザートのピオーネとりんご、半分にしときゃ良かった。
(玉麗)