時々、「えっ!?」と思うような出来事、起こりませんか?
怒りとか悲しみとかネガティブな感情を引き起こすトラブルは、御免こうむりたい。
しかし、ただ「不思議である」とか、「ええ〜〜??(困惑)」程度ならば、あとで笑い話にできるかもしれません。
さて、今回のこのケースはどれに該当するでしょうか。
ICOCAを愛用していますが、チャージしようとしたとき。
券売機によっては、ICOCAカードをシューっと入れるやつと下のように置くタイプとに分かれます。
コインがたくさんあったので、ジャラジャラと入金したら、するりと100円がすべって姿を消しました。
あれ?どこいった?
![](https://gyokurei.com/wp/wp-content/uploads/2023/05/IMG_4087-700x525.jpg)
右の100円玉が私のもので、左の5円玉は誰かの落としたもののようです。
この透明なケースは頑強にくっついており、はずれそうになかったので、駅員を呼びに行きました。
「すみません、ICOCAの入金中に、100円がスキマに落ちたんですけど」
「スキマ?どのスキマ?」
「とにかく来て見てください」
駅員1がやって来て、この状況を見て、まずは透明なケースを外そうとしましたが、外れません。
いちど戻り、何か工具的なものと駅員2を連れて来ました。
うーんうーんと屈強なケースと格闘しています。
100円なのにすみません、な状況ですが、先に入っていた5円玉のことを思えば、そんな奇妙なスキマを作っていた方が悪いのです。
置いてください!と言われたICOCAカード置きスペースには、後ろに謎のスキマがあり、その幅はコインがちょうどきれいに収まるサイズ。
そして、その上には謎のくぼみがあり、その大きさは、コインがちょうどきれいに収まるサイズ。
明らかにコインを誘導しているだろう!
そんなことを考えていると、駅員1(先輩)と駅員2(後輩)は、
「あ、いけそう!」
「よし、取れる!」
「あれれ、あ!すいませんw」
「おい!ちゃんとやれよ!w」
なんか楽しそうにじゃれあっています。(ように見えた)
大奮闘の末、はい、どうぞ!と、無事救出された5円玉と100円玉を駅員2から差し出された私は、金の斧銀の斧よろしく、「これは私のものではありません」と5円玉の方を正直に返しました。
「あ、そうですかー」
駅員1と駅員2が女神様に変身することはなく、私はちょっと可笑しみをこらえながら、ありがとうございましたと言って駅を後にしました。
(雪)