(画像は長居公園のアーモンドの木です)
大阪城公園にアーモンドの木があり、今咲いているらしい。
八尾への道すがら“この辺”と思うあたりを頭の中から凝視していたら、アッ、咲いてる!
今までずっと早咲きの桜だと思っていた。
テレビの朝のニュースで毎年言っているが、わが家はほとんどテレビをつけない。
それも朝になど見たためしがないので、知るよしもなかったのだ。
アーモンドが咲けば、アーモンドの実がなる。
当たり前のことのように思うが、大阪城でアーモンドが落ちているうわさは耳に入らない。
それともわが家が知らないだけなのか。
今回知ったからには、結実したものを見てみたい。
おいしいですヨ、あれは。
でもおいしいものは虫にとっても大好物。
桃林堂陌草園の庭師のおじさんが、「マア人間の口には入らンネ」と言っていたのを思い出す。
虫が全部食ってしまう、ということは、私達が口にしているアメリカ産のアーモンドはシャワーのごとく防虫剤を浴びせられたものではなかろうか。
アーモンドが食べたいと思った時、そんなことをチラッと思ったりする。
けれどもこの件についてのコメントは書きづらい。
アレコレ言っていたら食べるものがなくなってしまうし、と食いしん坊は考える。
どこかで折り合いをつけるのが世の習い。
それに“この年になって”とも思ってしまうのだ。
※注:食いしん坊は大食漢を指すにあらず。おいしいものをおいしい方法で食すヒトのことをいう。
(玉麗)