(「墨ライブの後に玉麗先生が寝込んでしまう可能性」を考慮して、今回の都おどりの記事をあたためていました。京都の友達Hとの恒例の冒険話です。ちょっと日付がさかのぼりますが、しばしおつきあいくださるとうれしいです♪※ちなみに、寝込んではいませんので、ご安心下さいませ)
御朱印集めでおなじみ友人Hと、4月なかば、都おどりに行ってきました。今年は祇園四条の南座での公演です。
彼女の御朱印はかなりたくさんたまっていて、神社のページはもうあと1つとなっています。
「平成最後のページを飾る神社、どこへ行こうか」
12:30からの開演に合わせて、行けそうな場所を探しました。私がピックアップした神社仏閣は以下の3件。
市比賣神社(いちひめじんじゃ)
六波羅蜜寺(ろくはらみつじ)
建仁寺(けんにんじ)
いずれも彼女は行ったことのない場所であることを確認。
京都駅からやってくるHと清水五条で待ち合わせ、まずは市比賣神社へ。
しかし残念ながらここの御朱印は、あらかじめ用意したものを紙で渡されるタイプ。それを御朱印帳に貼ることはできますが、直接御朱印帳に記述してもらう派の友人は、ここはパスとのことでした。
ここは女性のための神社ということで人気があり、おもしろいお守りもありましたが、お参りをしてすぐ次へ向かいました。
時刻は9:30ごろ。そこから六波羅蜜寺へと歩きます。
このお寺の歴史は古く、私は「木造空也上人立像」という彫像を見るのが楽しみでした。
この彫像はとても珍しいかたちをしていて、上人のくちから小指ほどの小さな6体の阿弥陀仏像が出ています。(それらは針金で固定されている)
一体どうしてそんな風になったのか?この6体の阿弥陀仏像は、「波阿弥陀仏」の6文字を象徴し、念仏を唱えるさまを視覚的に表現しているという、とても面白く独創的なお姿なのです。
「六波羅蜜寺」←見たい方は、こちら。詳しい説明と画像があります。
西国17番札所ということで、当日はたくさんの巡礼者の方に会いました。
「六波羅蜜寺、よかったわ〜〜」
友人の言葉にほっとうれしい気分。時計を見ると10:30、お昼休憩がなくなります!急いで建仁寺へ。
建仁寺といえば龍の天井画と風神雷神、広いお寺なので楽しみでしたが・・・なんと法会のために大々的なお茶会が開催されていて、その日は一切拝観ができず!
ならばお茶会・・・と思いましたが完全予約制のもので当日参加はむり。
「前回来たときもこんなんで入られへんかってん 縁がないのかなあ」
ガックリしたHを「こういうのはタイミングやって!今日は行かなくていい日ってことやん」と励ましつつふと見つけたのは『正伝永源院でお茶を』の看板です。
正伝永源院とはいずこ?でもすぐ近くみたい。とにかくお茶できるって!じゃあこっち、こっち行ってみよう!とテンションをあげて進路変更することにしました。
後編へつづく
(雪)