梅から椿へ

干支絵のお軸の添削をしている。

皆さん、その日に持って帰りたい様子だったので、教室で娘と手分けして行うことにした。

仔牛はとても可愛らしいし、弁天様は笑っている。
これらの下図は娘がエンピツで写しておいたものなので、
「描けて当たり前ですョ」
と謙遜する方が多かったが、そんなことはないですョ。

中には目鼻が少々歪んでいる弁天様もいた。
ちゃんと整形して美人にしておいた。

梅がどの方も上手に描けていた。
これだけたくさんの梅の花を描いたら、上達は目に見えて現れる。

1月1回目の紅梅、干支絵を描いた人はすべて上手く描けていた。
1ツでも多く描けば上達することの証である。

1月2回目は紅椿(ヤブツバキ)。
玉麗椿の代表格なので、毎年手本になる。

最近入会された方はまだ描いたことがないテーマなので、葉で苦労すると想像するが、丁寧に教えます、ご心配なく。
何年も椿を描いてきた先輩達も、最初の頃は葉っぱで四苦八苦したものです。

椿は、四君子に入っていない(四君子=梅、竹、蘭、菊)けれども、四君子の次に位置するものだと思っている。

特に、玉麗会では
『椿が描けてこそ玉麗会会員』
と言って良い。

頑張って下さい。

(玉麗)

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