昨日は、思いのほか疲れていたようです。帰宅後、ごはんを食べて荷物の片付けをして・・気になる本の続きを読んでいたら、8時が迫って来ました。
ブログ更新時刻です。
写真がたくさんあったのでそれをアップするだけでも手間取って、もうちょっとポイントを書きたかったのですが、角砂糖が解けるように体力がフェイドアウト、中途半端な感じになってしまいました。
さて、そんなわけでもう少し補足します。
この作品は、どのように作られているのか。分解して解説してみたいと思います。
と、その前にロイズでパワーアップ。
さて、昨日の参加者の作品から、少し解説を。
主役は、カラフルな「実」、準主役は「葉」、「つる」は脇役とします。
主役の「実」は「葉」の陰に隠れた位置ですので、最初に描くのは難しい。
そこで、画面を斜めに這う①「つる」をまず描きます。(つるより手前にくる葉っぱの部分は、あらかじめあけておきます)
これで、土台ができたので、次に「葉」の中でも主役の②「葉」(目立つもの、実のそばにあるもの)をまず描きます。
それが描けたら、③「実」を描くのは簡単。
今回は、このようにして主役の位置を導いていくと描きやすくなります。
④目立たない葉っぱや、陰になった部分、わかりにくいところは後回しにしましょう。
⑤くるくるも最後に付け足します。
作品の構図によって、描く順番は変わります。いずれも大事なことは、絵の中の「主役」「脇役」を明確にすることです。
でないと、何を言いたいのかわからない絵になってしまう恐れがあるのですよ・・。
最後になりましたが、ノブドウを色紙に清書する前に、ひとつポイントを述べました。それは「バランス」です。
きれいに描こう、と実や葉に近づきすぎてはいけません。(各々の形にこだわりたいのであれば、ひたすら練習あるのみです。)
絵の完成度を上げるためには、形だけに気を取られないで、ちょっと引いて全体のバランスを見ることも大事です。
(雪)