スイカ

スイカ1玉、6キログラム、特大ではなかったが、それでも重たいもんだねェ。

1玉買うなんて何年かに1度のこと、大フンパツで買ってきてアタリであった。

帰宅してすぐ半分に切り、それをまた半分。

いつもなら8分の1カットを買うのに躊躇する。
近所のスーパーは高いのだ。

今日は車で遠くの店へいき、入ったすぐのところでこれを見つけた。

娘は早速8分の1にかぶりついた。
甘い、美味しいと言いながら、アッというまに平らげた。

私はとてもそんな芸当はできず、8分の1の半分を食べたところでもうおなか一杯。

スイカは冷やしすぎると甘さが落ちる。
と言ってそのまま置くわけにもいかず、冷蔵庫を片付けて半分をデンと収納。

4分1と私の残した分は外側を取って、1口大に切り、大皿に乗せて冷蔵庫の棚へ。

リンゴやミカン類が少なくなり、ナシはまだ出ていないところもある。

ブドウ、モモは高いしナアと悩むこの頃、スイカ1個手に入れたのが正解かどうかわからないが、この水分たっぷりの果物はきっと私たちの体を浄化してくれることだろう。

風太もスイカが大好きであった。

タネを除いて私が手に持ち食べさせる。
シャクシャクシャクと素晴らしい食べっぷりで、そこまで!と取り上げないと白いところもガジガジしてしまう。

太らせてはいけないと、いつもいつも思っていた。

細い足に負担がかかる。
病気になる。
何より機敏に動けなくなる。

クソまじめだからねェ、母さんは。

スイカぐらい、思う存分食べさせてやればよかった。

(玉麗)

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