壊さなくてよかった

ジレ修正?というより、コレ私が縫ったようなもンやなあ。

ワンピースだった、元は。

袖を取ってフードにした。
丈をつめた。
袖ぐりを大きくして裏に別布をつけ処理した。
前見頃のボタンホール部分を切り取り、別布を張って補強した。

びっくりするほど形は変わっていないが、縫製部分はポケットと脇以外全部縫い変えた。

ミシンは調子良い時と悪い時がある。

多分使い慣れていないから、ほんの少しどこかがどうかなっているまま作動して、ガシャガシャとなってしまうのだろう。

絵なら自分の技量を知って筆を置くところだが、ミシンの場合使い方が悪いことを棚に上げて、機械のせいにしてしまう。

ガチャといったきり動かなくなったシロモノを前に思案していると、友人から電話があった。

「腹立つからぶっ壊してやろうかと思ってんねん」
と言うと、
「マア、そう怒らずに、暑いからミシンも休みたいねん」
と笑う。

電話を終えて昼食をとり、またミシンの前に座る。

もう1度やり直すと、アレッ? 動いた。

ぶっ壊すと言ったのが効いたか、本体が冷えたからか、いずれにしてもカナヅチは必要なかった。

画像は完成品ではない。

ジレとしては着れるが、どうしてもフードをつけたいので。(仮止めしている)
あと少し時間が必要。

斯くして1日、私はプライムビデオに遊んでもらわずに済んだ。

テーブルの上に置く小さな扇風機があったらナア、と考えている。

(玉麗)

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